進出企業インタビューINTERVIEW

地方創生を通して、 日本の少子化を食い止める ~IT企業 小海町での挑戦 ~

株式会社 Vitalize

小海町

システムインテグレーション、システムエンジニアリングサービス

Q1

長野県へ進出するまでの経緯

長野県に進出した経緯は私の前職にさかのぼります。

私は前職では転勤族で、その時の転勤で長野県での勤務した時期があります。長野県では自然環境の豊かさや人の優しさに触れることができました。

そんな中、長野県に恩返しをしたいと思う中でIT企業のVitalizeに転職しました。Vitalizeは、IT企業でありながら地方創生にも取り組む企業です。この出会いが長野県への進出を加速させます。
 

Q2

長野県に進出を考えた理由

進出を考えた理由としては先にのべたように長野県に恩返しがしたいというものです。

Vitalize入社後、私は社長に長野県に拠点を構えたいと想いを伝え、長野県への拠点設置を進めました。小海町の行政の方の熱意を感じ、小海支社の設立につながりました。Vitalizeの拠点は東京のほかに、宮崎県の宮崎市、鹿児島県の喜界島にあります。宮崎市の人口は約40万人、喜界島は約7,000人、小海町の人口は約4,000人のため最も人口が少ない自治体の拠点です。

人口減少の進む町で若いIT人材が活躍できる場を作ることができないか、そんな挑戦もしたいと思ったのも進出の一つの理由です。

海に囲まれた喜界島とも異なる八ヶ岳の裾野の小海町で新たな事業を展開する形となり、当社としてはまた新たな挑戦が始まります。
 

Q3

長野県への進出による効果

小海支社の業績は好調を維持しています。
小海支社設立後、新聞、テレビからの取材も多く受けました。進出してまだ1年経過しておりませんが、小海町での認知度も上がったかと思います。東京のみに拠点を設置していたらそうはいかなかったでしょう。
また、小海支社では地元の小海高校の進路相談の授業にも協力をさせていただきました。合同企業説明会などに出展させていただきました。
この小さな町でもIT企業で働けるということは若年層にとって一つ大きな希望となりますし、私たちも小海町の優秀な人材を採用する大きなチャンスをつくることができます。
 

Q4

IT以外にも地方創生の取り組みを進めているようですね。

利用されていない養殖池を活用したイワナやニジマスの養殖事業を行っています。「IT企業が養殖?」と意外に思われるかもしれませんが、Vitalizeのミッションは「地方創生や婚活支援などを通して、日本の少子化を食い止める」。ITはあくまでもひとつの手段です。ITに限らず地域の資源を最大限活用して、地方創生を進めます。


使われていなかった生け簀を人力で清掃して、イワナやニジマスをそれぞれ2,000匹程度育てています。魚が大量に脱走するなどアクシデントも起きつつ、ITの仕事とうまくバランスを取りながら実施しており、気分転換や仕事の幅を広げることにもつながっています。


イワナやニジマスが成長するまでにはまだ時間がかかりますが、出荷できる段階となったらふるさと納税の商品にするなどそういったところでも小海町のお役に立てられればと思っています。


 

 

 

 

Q5

今後の展開について教えてください!

2022年4月、小海高校からVitalizeのミッションに強く共感してくれたメンバーが入社予定です。若くして当社のミッションに共感してくれたことは本当に嬉しいですし、町にとっても明るいニュースです。これを皮切りに、小海を含む南佐久を良くしたいと考える若手人材の採用を強化していきたいと考えています。
また、養殖事業については隣町の南相木村より利用されていない養殖池の活用についてご提案をいただいており、2022年度よりその養殖池でチョウザメも手掛ける予定です。
キャビアのイメージの強いチョウザメですが、身の栄養価も非常に高く、南佐久の新たな名産としていきたいです。
その他、IT教育や特産品開発なども町や地元の方と協力して取り組みを進めています。
すべての事業が成功するほど甘くないとは思いますが、大切なのは「チャレンジし続けることをやめない」姿勢だと考えています。Vitalizeがこの姿勢を貫くことで町の中に「自分もやってみよう」と行動し始める方が増えれば、町はより発展していくと思いますし、私にとってもこれ以上嬉しいことはありません。
ありがとうございました。
 

利用した優遇制度